「TNI MK-DISC ROAD」レビュー・インプレッション

こんにちは。走行距離は5000kmを超え、納車から1年が経過したためレビュー・インプレを行います。

車体はコチラ。

「TNI MK-DISC ROAD」

カラーはブラックで、520サイズです。

納車したばかりの頃
トライスポーツHPより引用

ロゴなど全くありません。真っ黒。

ネット上でも、この車体についての情報は少なく、初めてのバラ完や、通勤通学用自転車として気になっている方も多いのではないでしょうか。

実際に乗っている方や、詳しい内容を書いている投稿、記事はほとんど見かけません。

【基本情報】

メーカーのについてです。TNIはアメリカ・カリフォルニア州に拠点を置く台湾製造のメーカー(?)。曖昧な情報が多く、詳細な情報については不明です、、、間違っていたらすみません。

TNIは「テクノロジー・ニーズ・アイデア」の略とのこと。少し前に軽量ステムのヘリウム(製品名)が安いと話題になりました。フジヒルなどで大活躍だったという話を時々話に聞きます。

日本国内では、兵庫県神戸市にあります私の大好きな問屋、TRISPORTS (トライスポーツ)が主に取り扱っています。

(TNIはトライスポーツのPBという話も聞きます)

4iiiやCORIMA、FACTORなどの取り扱いがある問屋です。

知らず知らずのうちに、お世話になっている方も多いのではないでしょうか。

こちらの車体、モデル名を「MK-DISC ROAD」といいますが、名前の通りディスクブレーキのロードバイクです。

前後12mmのスルーアクスル前後フラットマウントです。アダプタを別途購入してかませればポストマウントとしても使えます

アルミフレームカーボンフォーク(アルミコラム)で、フレーム重量はカタログ値 1690g(サイズ520、リアハンガー付き)、フォーク重量は670g (コラム300mm)となっています。

価格は¥50,000+(税)

税率10%で考えると¥55,000ですね。スルーアクスル&カーボンフォークでこの価格はかなりお安いのではないでしょうか。

フレームセットのみの販売となります。取り扱いのあるお店で購入&組み付けしてもらうのが無難でしょう。

カラー展開は2色「ブラック」「ホワイト」のみです。ロゴ等は全くありません。完全な無地です。

「ホワイト」もフォークのカラーはブラックです。恐らく全く同じだと思われます。こういった点もコストダウンにつながっていると思うのですがどうでしょう。

サイズ展開は少なめで「440」「490」「520」の3種のみ。これらはシートチューブの長さです。

大体160-180cm辺りが適正身長になるのではないでしょうか。身長が185cmの僕からすると、もっと大きなサイズを販売してくれると大変嬉しいところです。

余談ですが、私は適正サイズよりも小さい520サイズを購入。輪行袋への収まりが良いためです。

私の身長だと56、58あたりが適正サイズになるのですが、そのサイズのフレームだと輪行袋に収納できないのです・・・

【規格について】

シートピラーの径は27.2mmシートチューブの外径は31.8mmです。フロントディレイラーはバンド式なので要注意。

ヘッド規格は1-1/8″ – 1-1/2″

最大タイヤ幅は700×30cとなっています。

ディスクローターは140mm対応。

BBはねじ切りのJIS (68mm)です。無難にBBの選択肢が多いため大変ありがたいです。

ケーブル類はフルアウター&内装式

規格などの情報について、私なりに表にまとめてみました。

詳しくはトライスポーツホームページを参照してください。

【購入から納品までの流れ】

2022年11月10日。TNIの取り扱いがあるトライスポーツへと当時私が働いていたお店から発注をかけました。発注から納品までの所要時間は約1週間。大体どこの問屋も在庫を持っていればこのくらいで届くので、平均的な納期です。

サイズは520で、カラーはブラックを選択。メーカー在庫は普通にありました

発注から5日後の11月15日。お店にフレームが届きました。

箱を開けるとこんな感じ。

早速開封

TNIのデカールに目がいきますね。

これは、「ロゴが必要であれば自分で貼って下さい」ということです。

「超丁寧」という訳ではないですが、十分な梱包です。あまり丁寧に梱包されていても処分が大変だったりするので丁度いいと思います。

梱包はお店で処分し、自宅へと持ち帰ります。

シートチューブ、トップチューブ、シートステーの繋ぎ目
ヘッドチューブ、ダウンチューブ、トップチューブの繋ぎ目

溶接痕が1番目立つ「トップチューブ、シートチューブ、シートステー」の繋ぎ目と「ヘッドチューブ、ダウンチューブ、トップチューブ」の2箇所は溶接がかなり綺麗です。カーボンフレームと言われても違和感がないレベル。

アルミフレームメーカーの大御所、cannondaleに引けを取らない綺麗さがあります。

BB周りの溶接は普通でしたが、あまり見えない場所なのでノーカンです。

正面から見たヘッドチューブ(背景黒)

ヘッドチューブを正面から見るとこんな感じ。付属のデカールを貼っています。貼らないと只々真っ黒です。

スルーアクスルはレバータイプのものが付属します。

少しクセがあり、慣れるまでは少々使いにくいです。クイックと同じような仕組みで固定する特殊なレバー。可能であれば規格の合う別のレバーに交換してもいいかもしれません。

【内容物】

  • フレーム
  • フロントフォーク
  • 前後スルーアクスル
  • 納品書
  • デカール
  • シートクランプ
  • ヘッドパーツ(スターファングルナットやトップキャップも込)
  • デカールの貼り方を示した紙

メーカー保証書や取り扱い説明書は付属していませんでした。

※納品書はお店が受け取る書類なのでお客さんにお渡しすることは無いです。

【組み付け】

※組み付けはお店にやってもらいましょう。

今回はSHIMANO R7000系の105で組んでいきます。

cannondale CAAD8からの移植で、レバーは紐引きなのでブレーキはメカニカルタイプを使用します。今回は「TRP SPYRE FLAT MOUNT」を採用。メカニカルですが、最近流行りのグロータック イコールブレーキとは違い両効きピストンなので採用しました。

一般的なメカニカルキャリパーは油圧式と異なり、パッドやブレーキローターが削れると、その分だけレバーのタッチが緩くなってしまうため工具を使った調整が必要です。しかし両効きピストンのものは工具不要。アジャスターを手で締めるだけで調整できるため簡単。言わばキャリパーブレーキと同じです。

一方グロータック イコールブレーキは両効きではないため調整に工具が必要です。この点でも「TRP SPYRE 」の方が優れていると言えますね。

正直ブレーキの軽さは整備でどうにでもなるので、私はメカニカルディスクブレーキの頂点はこの「TRP SPYRE 」ではないか、と考えています。

ホイールはALEXLIMS RXD3。購入当時は確か新品で6万円弱くらいで購入できたのですが、今調べたら9万円近くするみたいですね、、、物価高怖い。

あと組み付けをする前に4℃REST (クレストヨンド)のガラスの鎧を施工しました。カガミの甲冑もやろうか迷いましたが、あれやるとデカールが貼れなくなるので今回は辞めときました笑

万が一今後デカールを貼り直すことになった時厄介ですからね。

詳しく書くと長くなるので使用パーツなどについては省略します。

という訳で完成しました。

(アウターケーブルも一部CAAD8から移植。アジャスターの位置とか凄い気になるからどうにかしたい)

【乗車後の感想】

平坦も山も満遍なく走れたと思います。

また前提として、私の身長は185cmに対して520サイズのフレームなので適正サイズではありません。そのためコラムもステムも長いしサドルは高いしで、なんか変です。このバイクの本当の性能は引き出せていないと思います。

その点を踏まえた上でお読みいただけると幸いです。

2023年の乗り始めで登った大野山(神奈川県山北町)

まず踏んだ時の剛性感。BB周りのたわみはあまり感じることがなく結構硬めな部類に入るのかなと思います。踏めばその分しっかりと進んでくれる印象。個人的にはかなり好きです。

しかし重量面を見ると重いです。フレームセットでコラムカットをしても2kgを軽々と超えます。私の場合、元々乗っていたメインバイク「REACTO400」がフレームセットで3kgを超えているためとても軽く感じましたが笑

しかしまあ、5万円です。全然許容できるかと思います。

安全性に関しても全く問題ありませんでした。ディスクブレーキと言う事で、車体の左側には捻れるような力が加わる訳ですが全く問題ありません。フレームの精度も良好で、ドリンクダボや車輪のセンターもしっかり出ていました。

ネットにも情報が少なく不安に感じてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です!

また、メインテーマからは外れてしまいますが今回導入したメカニカルディスクブレーキのTRP SPYRE FLAT MOUNT。これがかなり調子いい。引きはキャリパーと変わらなくてしっかり効いてくれます。(物は良いのにケーブルの処理などの整備が雑で、めちゃめちゃ引きの重い車体をよく見かけるので残念。)

両効きと言う事もあって、ブレーキのタッチもキャリパーブレーキとかなり近いです。

先ほども書きましたが、片効きキャリパーとは違いパッドの出しろ調整も楽々。アジャスターを回して終わり。信号で止まっている僅かな時間でもできちゃいます。

そして、油圧式のデュアルコントロールレバーはタンクが付いているため重くハンドル周りがもっさりするという隠れた欠点がありますが、これを克服できるのは結構なアドバンテージだと思います。

【自転車旅で乗り込み】

2023年の3月

もう1年近く前になってしまいますが、自宅のある神奈川県から福岡県まで自走で自転車旅に行きましたが、特に不満なく走り切ることが出来ました。

こちらは長くなるため別に記事をアップしますのでお待ちください!

千本松原にて(静岡県沼津市)

【まとめ】

普通に良いフレームです。

正直、安かったのでなにかしら不備やら問題があるかもな。という程度の気持ちで買いましたが、全然そんなことはありませんでした。

普段のちょい乗り用でディスクロード欲しい、と言う方や最初の一台をお探しの方にもおすすめです。

塗装がとても地味なので盗難の対象にも比較的なりにくいのでは無いでしょうか。

逆に、派手な自転車が好きな人や既にハイエンドバイクなんかを持っている方にはあまりお勧めできないかもしれません。

今後は泊まりがけレベルのロングライドでもガッツリ使っていきたいと思います。

まだ何か書き忘れ等あったら後々追記していきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(2025/01/07 追記)

経過報告です。

納車から様々なところをサイクリングして走行距離は7000kmとなりました。

別でメインのロードを購入したこともあり走行距離の伸びはイマイチですが、乗る時はいつも積載をしたハードな使い方をしています。

ツーリング用自転車としてはとても使いやすく、宿泊を伴うサイクリングでは欠かせない相棒となりました。

コスパ最強です。

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